PySimpleGUIがバージョン5から有償化
PySimpleGUIがバージョン5から有償化されたため、バージョン4の最新版にダウングレードしたい方に、以下手順を見ると簡単な手順で解決できます!
ダウングレードの手順
PySimpleGUIのバージョン4の最新版にダウングレードする手順は、以下の通りです
- 1.既存のPySimpleGUIをアンインストール
- 2.バージョン4の最新版をインストール
手順1: 既存のPySimpleGUIをアンインストール
まず、現在インストールされているPySimpleGUIをアンインストールします。これにより、バージョンの競合を避けることができます。
ターミナルまたはコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します
pip uninstall PySimpleGUI
このコマンドを実行すると、システムからPySimpleGUIが完全に削除されます。
手順2: バージョン4の最新版をインストール
次に、PySimpleGUIのバージョン4の最新版をインストールします。執筆時点での最新版は4.60.5です。
以下のコマンドを実行してインストールします
pip install PySimpleGUI==4.60.5
このコマンドにより、指定したバージョンのPySimpleGUIがインストールされます。
インストールの確認
インストールが正常に完了したかどうかを確認するには、以下の手順を行います
- 1.VScodeを起動。テストスクリプト作成
- 2.以下のコードを実行
import PySimpleGUI as sg
print(sg.version)
出力が「4.60.5」(またはインストールしたバージョン)であれば、正常にダウングレードが完了しています。
まとめ
PySimpleGUIのバージョン5の有償化は、多くの開発者にとって大きな変更です。しかし、バージョン4の最新版にダウングレードすることで、無償で引き続きPySimpleGUIを使用することができます。この記事で紹介した手順に従えば、簡単にダウングレードを行うことができるでしょう。
PySimpleGUIは素晴らしいライブラリであり、バージョン4でも十分に機能的です。プロジェクトのニーズに合わせて、適切なバージョンを選択してください。また、将来的にはバージョン5への移行も検討する価値があるかもしれません。